石州勝地半紙の歴史

「甑(こしき)」そどり作業

  • 2018.12.7 update
  • 石州勝地半紙の歴史

毎年12月の初旬頃から、

一年分の原料を 刈り取り → 蒸す  → 皮を剥ぎ干す

「そどり」と呼ばれる作業を行います。

 

刈り取った楮の長さを切りそろえ、「甑(こしき)」と呼ばれる

大きな桶をかぶせて4時間ほど蒸し上げます。

 

甑から蒸気が出始め、竈の薪が赤々と燃える光景は風情があります。

昔はこの辺り一帯の家々から、この時期にこの光景が多く見られたものと思われます。

楮が蒸されると、甘いまるでさつま芋のような匂いに包まれます。

和紙を布でも皮でもない第三の素材として
世間にもう一度問うてみたい。

New Material Project

紙布

information
この地域では古くから紙布という、和紙を細く裁断し、撚って糸にし、布に織るという「紙布」の文化がありました。
麻が高く手に入れることが困難な時代に、紙布は、蚊帳や畳の縁、野良着、着物の反物、コタツ布団など日常のものとして多く使われていました。
ジーンズよりはるかに丈夫な紙布。
この紙布を近い将来、商品化したいと思っており、糸を作る段階まで来ております。

和紙でできた猫ハウス・猫ベッド

information
和紙は漉き重ねると、同じ厚さの木材より強度が高いという、和紙という言葉からは想像がつかない特性があります。
その厚く漉き重ねた和紙で猫ハウスや猫ベッドをつくりました。
骨組も一切入っていない自家栽培の石州楮100%の商品。
何より、化学的な糊やボンドなどは一切使用しない昔ながらの製法で作っております。
ペットというより、家族の一員である猫ちゃんに優しい和紙製です。
表面が汚れたら、表面だけを張り替えるリペア可能な商品ですので、一生ものです。