手漉き和紙のはなし
全国各地で特色のある和紙が漉かれていた時代から、今や紙漉き事業者は全国でたった205軒となり、衰退していく事態の中、なぜ今、手間暇かけて大量生産もできない手漉き和紙を漉き続けるのか。
一言でいうと、私たちは手漉き和紙は「素晴らしいもの」と強く思っているから。
でも現代の生活で必要とされないもの、売ることが、買ってもらうことが難しいものである手漉き和紙。
その手漉き和紙の私たちが思う素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらいたい。一人でも多くの人に手に取ってもらいたい。
そういう思いで、日々和紙と向き合って仕事をしています。
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